■南ア・鳳凰三山 グレード2+

 2025/9/26~27

参加者:6名

感想:

9/26 韮崎駅からはジャンボタクシーを利用して青木鉱泉に向かいます。青木鉱泉近くの駐車場には登山者の車がびっしり止まっていてびっくりです。しかしながら、この時間からの登山者は少なく、青木鉱泉で準備を整えて出発します。このルートはドンドコ沢ルートと言うことで、川沿いの道を登っていきます。途中名のある滝が4か所ありますが、鳳凰の滝は登山道から少しそれているのでパス。まずは南精進ヶ滝のそばでお昼ご飯。五色の滝は見えていますが微妙に離れています。有志4人が滝壺まで見に行きました。その後は少し登って、鳳凰小屋に到着です。お天気も良かったため、夕食までの時間は外のテラスで歓談です。ここで盛り上がったのがお隣のテーブルにお地蔵さんが二つ。これは「子授け地蔵」とのことで、「一体を持ち帰れば子が授かり、お礼に二体をお返しすれば子は健やかに育つ。」とのことで、このグループは50年前に持ち帰ったお地蔵さんとお礼のお地蔵さんの二つを地蔵岳に納めに行く途中とのこと。

9/27満天の星空の中出発です。標高を上げるにつれて、周囲も明るくなり、地蔵岳山頂直下の砂地で、雲海からの日の出を迎えました。その後少し登って地蔵岳山頂に到着です。

<地蔵岳山頂>

山頂からは雲から突き出ている富士山を始め、甲斐駒ヶ岳、北岳、間ノ岳を間近に見ることができ、遠くには北アルプスの山並みも見ることができました。賽の河原に移動するとお地蔵さんがたくさん並んでいました。
<賽の河原、左下は昨日のパーティーのお地蔵さん>

我々は次に観音岳を目指します。観音岳は近くにある割に遠く、なかなか到着しません。でも、この付近の木々は紅葉が始まっており、疲れを癒してくれました。観音岳の山頂からも景色は素晴らしく、たくさん写真に収めてから薬師岳に向かいます。
<観音岳山頂>
<薬師岳山頂>


薬師岳では多くの登山客と別れて、我々は夜叉人峠に向かいます。ここからは長い下りと思っていましたが、三つのピークを越えていく長―い下り道が始まりました。途中、南御室小屋ではおいしい南アルプスの水をいただき、元気を回復します。その後、3時間歩いて、夜叉人峠のバス停に到着します。バスを待つ間にお風呂に入り、さっぱりしてから甲府駅に向かい山行は終了しました。TM


■奥多摩・三頭山 グレード3

 2025/9/21

天 候:晴れのち曇り

参加者:5名

感想:都民の森を出発するも、細かな分岐が数多く地図を確認しながら三頭山に向かう。鞘口峠の先も分岐があり急坂とブナの路の選択を迫られる。全員一致でブナの路を進む。山頂近くで巻き道と三頭山東峰の分岐があったので東峰に向かったのは良いが、分岐まで戻ってしまったため、中央峰を飛ばしてしまい三頭山西峰に着いてしまった。

<三頭山東峰>

<三頭山西峰>

ここで、お昼をいただきその後はミニ縦走。小さなアップダウンを繰り返し、大沢山、槇寄山を越えて西原峠に到着。ここで、縦走を終了し、数馬の湯に向かう。やや滑りやすい登山道に苦労しながら進んでいくと狸らしき動物に遭遇するが、すぐに逃げていく。さらに下りを続けると畑が現れ、民家が現れ、道は舗装路となり、すぐに数馬の湯に着きこの日の登山は終了。(TM)



■箱根・駒ケ岳 グレード3

 2025/9/13

天 候:雨

参加者:9名

感 想:雨が降る中、まずはパワースポット九頭竜神社に立ち寄る。普段600円の入場料が毎月13日午前中は無料。ラッキーと思いきや、船で上陸した観光客で長蛇の列、参拝をあきらめて想定外の退散。

<九頭竜神社>


雨が降り続く中、防ケ沢登山入口から登山開始。レインウエアが蒸し暑く、急登がつづき体力的にもつらい。天候悪化傾向で、神山・駒ケ岳2座登頂予定を駒ケ岳登頂に変更。駒ケ岳山頂に到着するもガスで真っ白。今年山頂設備がリニュアルしたそうで晴れていると眺望が楽しめそうだったが残念。山頂の箱根神社で写真をとり、ロープウエイで下山しようとするも強風で運休。
<箱根駒ヶ岳山頂>


風速20m以上吹き荒れている状況で再開の目途立たず。想定外の運休で、やむなく登ってきた登山路を下山することになった。神山をあきらめて時間が短縮されていた分結果的に予定どおりの下山となった。想定外の天候の悪さと運休で大変だったが、メンバーは和気あいあいと会話と下山後の温泉が楽しめた。(SK

■北ア・笠ヶ岳 グレード2+

 2025/9/7~9

天 気:9/7 晴れ、9/8 曇り一時雨、9/9 晴れ

参加者:7名

感想:

9/7 新穂高温泉からは林道を進みます。明日登る笠新道登山口を通過して、10分ほどでワサビ平小屋に到着します。この日はここまで。

9/8 薄暗い中、ワサビ平小屋を出発します。すぐに笠新道登山口に到着し、気合を入れて急登に挑みます。のんびりペースで、一歩一歩足を持ち上げ、30分を目途に休憩を入れて、ただただ登っていきます。途中小雨が降る中4時間ほどで杓子平に到着。ほぼコースタイムで登ってきて一安心。ガスが無ければここから笠ヶ岳が見えるはずでしたが、お預けです。少しだけ下ってから抜戸山まで2時間登りを続けます。抜戸山のほぼピークまで来ましたが、だれもピークには行こうともしないためピークハントせずにそのまま笠新道分岐まで下ります。残り1時間少々は小さなアップダウンの繰り返し。岩に書かれた「ガンバ」「山荘スグソコ」に励まされながら登りを続けるとついに小屋が見えてきました。小屋で一休みした後は荷物を置いて山頂アタックです。すぐに山頂に到着するもガスの中で、どこを向いても真っ白。それでも写真を撮って、30分近くガスが取れるのを待ちました。

<笠ヶ岳の山頂>

残念ながら天候の回復はなく真っ白のまま。とりあえず、小屋に戻り明日の好天を祈ります。夕食後はガスが取れて、小屋からは笠ヶ岳の山頂は勿論のこと槍ヶ岳から穂高連峰がくっきり見えます。夕日を眺めた後はすぐに就寝です。

9/9 この日は快晴です。Kさん、Sさん、Nさんは朝食直後、山頂に向かい山頂で日の出を楽しんできました。3人が小屋に戻り身支度を整えてすぐに出発です。昨日は何も見えなかった道が良く見えています。おまけに黒部五郎岳や薬師岳もよく見えています。大感激の中、歩き始めると写真タイムが多くてなかなか先に進めません。

<笠新道分岐から見た笠ヶ岳>

昨日の分も写真に収めて刻々と変わる景色に大感激です。秩父平では一度大きく下り、遠くの山は見えなくなりますが、ここから上を眺めると素晴らしいアルプスの眺めが広がります。その先は大ノマ乗越まで登り返します。さらにアップダウンを繰り返し弓折分岐まで来ると、目の前に槍ヶ岳と西鎌尾根がドーンと見えます。
<弓折乗越にて>

下を見ると鏡平山荘も見えています。休憩もすぐに切り上げて、各自かき氷だ、ラーメンだ、と騒ぎながら鏡平山荘に向かって下ります。鏡平山荘ではお目当てのものをいただいて、最後の下りを開始します。ここからの道はとても整備されていて、歩きやすくどんどん進みます。ワサビ平小屋で冷やしトマトをいただき、無事に新穂高温泉に下山しました。(TM

■中央沿線・石老山 G3 関東百名山

 2025/8/31

参加者:8名

感想:この日の予想最高気温は36度。とんでもない日に低山の山行を計画してしまった。がらがらのバスが登山口に到着し、バスを降りると、とにかく熱い。身支度を整えて出発するがしばらく続く舗装路の道は照り返しが強く、熱い。汗がどっと噴き出す。病院からは山道に切り替わり、やっと日陰の道を歩くことになる。たいして歩いていないのに顕鏡寺に着いたときはほっとした。その後も登りは続くが時折風が抜けると、ほっとする。ほどなくして石老山の山頂に到着し、まずは集合写真を撮って、お昼ご飯をいただく。

午後は下山のはずが小さな登りが多数あり、予想以上に難航した。大明神展望台で美しい相模湖を見た後は本格的な下りが始まる。


           <大明神展望台からの相模湖>


キャンプ場まで降りると舗装路に変わる。しばらくは日陰の中を歩くが、民家が増えてくると日向に変わる。どんどん水は減っていくがあらかじめ多めに持ってきたため、水不足にはならなかった。そうこうしているうちにバス停に到着し、無事に解散となった。(TM)