2025/9/7~9
天 気:9/7 晴れ、9/8 曇り一時雨、9/9 晴れ
参加者:7名
感想:
9/7
新穂高温泉からは林道を進みます。明日登る笠新道登山口を通過して、10分ほどでワサビ平小屋に到着します。この日はここまで。
9/8
薄暗い中、ワサビ平小屋を出発します。すぐに笠新道登山口に到着し、気合を入れて急登に挑みます。のんびりペースで、一歩一歩足を持ち上げ、30分を目途に休憩を入れて、ただただ登っていきます。途中小雨が降る中4時間ほどで杓子平に到着。ほぼコースタイムで登ってきて一安心。ガスが無ければここから笠ヶ岳が見えるはずでしたが、お預けです。少しだけ下ってから抜戸山まで2時間登りを続けます。抜戸山のほぼピークまで来ましたが、だれもピークには行こうともしないためピークハントせずにそのまま笠新道分岐まで下ります。残り1時間少々は小さなアップダウンの繰り返し。岩に書かれた「ガンバ」「山荘スグソコ」に励まされながら登りを続けるとついに小屋が見えてきました。小屋で一休みした後は荷物を置いて山頂アタックです。すぐに山頂に到着するもガスの中で、どこを向いても真っ白。それでも写真を撮って、30分近くガスが取れるのを待ちました。

<笠ヶ岳の山頂>
残念ながら天候の回復はなく真っ白のまま。とりあえず、小屋に戻り明日の好天を祈ります。夕食後はガスが取れて、小屋からは笠ヶ岳の山頂は勿論のこと槍ヶ岳から穂高連峰がくっきり見えます。夕日を眺めた後はすぐに就寝です。
9/9
この日は快晴です。Kさん、Sさん、Nさんは朝食直後、山頂に向かい山頂で日の出を楽しんできました。3人が小屋に戻り身支度を整えてすぐに出発です。昨日は何も見えなかった道が良く見えています。おまけに黒部五郎岳や薬師岳もよく見えています。大感激の中、歩き始めると写真タイムが多くてなかなか先に進めません。

<笠新道分岐から見た笠ヶ岳>
昨日の分も写真に収めて刻々と変わる景色に大感激です。秩父平では一度大きく下り、遠くの山は見えなくなりますが、ここから上を眺めると素晴らしいアルプスの眺めが広がります。その先は大ノマ乗越まで登り返します。さらにアップダウンを繰り返し弓折分岐まで来ると、目の前に槍ヶ岳と西鎌尾根がドーンと見えます。

<弓折乗越にて>
下を見ると鏡平山荘も見えています。休憩もすぐに切り上げて、各自かき氷だ、ラーメンだ、と騒ぎながら
鏡平山荘に向かって下ります。鏡平山荘ではお目当てのものをいただいて、最後の下りを開始します。ここからの道はとても整備されていて、歩きやすくどんどん進みます。ワサビ平小屋で冷やしトマトをいただき、無事に新穂高温泉に下山しました。(
TM)