■奥高尾・陣馬山  グレード3

 2025/10/25

参加者:6名

天 候:小雨

コース:藤野駅8:45…陣馬登山口9:15…和田分岐10:28…陣馬山11:09/11:55…陣馬の湯12:50…陣馬登山口13:31…藤野駅14:05 (解散)

感想:午前中は曇りのはずでしたが、小雨がぱらついていたため雨具をつけての出発です。最初の30分は舗装路を歩きますが、お試しの方々との会話も弾みすぐに登山口に着きます。陣馬山のこのコースは緩やかな登りが続きますが、雨具をつけていると予想以上に汗をかきます。途中濃いガスの中を通過することもあり、ただの森が幻想的な森に見えることもありました。長い階段を登りきると山頂です。


集合写真を撮って茶店に向かい、屋根の下で、温かいけんちんうどんをいただきました。午後は雨が強くなる予報のため、帰路は少し工程を詰めるために栃谷尾根を歩き、藤野駅に下山しました。(TM


■丹沢・塔ノ岳 グレード3

 2025/10/18~19

天 候:18日くもり 19日くもり 

参加者:7名

コース:

1018日 ヤビツ峠1000…二ノ塔1120…三ノ塔1145/1215…烏尾山12:40…行者ヶ岳13:00…新大日1400…木の又小屋1425/14:55…塔ノ岳(尊仏山荘)15:10

1019日 塔ノ岳(尊仏山荘)07:00…花立山荘0730…大倉BT1045

 

感 想:

18日 高度が上がるにつれガスが濃く、眺望もなし。新大日岳を過ぎ、木の又小屋に到着。小屋の主人やスタッフが非常に愛想がよく、小屋に招き入れてくれ、おいしいと聞くコーヒー(500円)をいただいた。なかなか美味であった。塔ノ岳山頂はガスと強い風で長く滞在できずすぐ山荘へ。尊仏山荘にはダイヤモンド富士狙いの顧客が多数。残念ながら夜景も星も全く見えなかった。話によると花火も見れたようで残念。

19日 夜明け前は夜景。


夜明けは日の出もばっちり。

富士山が朝日に照らされ赤富士に変化しすばらしくきれいだった。

残念ながらだんだん雲に覆われ眺望はどんどん消えていった。今日は午後から雨の予報だったので予定を変え、丹沢山はあきらめ大倉尾根を下り下山した。(SK

■四国・剣山と石鎚山 グレード1

2025/10/10~12

天 候:10/10晴れ  10/11霧雨のち曇り  10/12晴れ

コース:

1日目 羽田7:25-(ANA583)-松山空港8:55/9:30 -(レンタカー)- 名頃13:43-(バス)-剣山登山口14:08/14:20-(リフト)-西島14:30・・剣山頂上ヒュッテ15:15(泊)

2日目 剣山頂上ヒュッテ5:02・・剣山5:09・・次郎岌峠5:40・・スーパー林道分岐6:20・・丸石6:42・・丸石避難小屋7:07/7:30・・国体橋8:40・・二重かずら橋9:08・・名頃10:15-(レンタカー)-西条市内 (泊)

3日目 西条市内6:20-(レンタカー)-石鎚ロープウェイ前6:55/7:25-(ロープウェイ)-山頂成就駅7:34・・石鎚神社中宮成就社7:55/8:00・・八丁坂鞍部8:20・・前社森休憩所9:15・・夜明峠9:30・・弥山10:59/11:10・・天狗岳11:30/11:42・・弥山11:59/12:10・・夜明峠12:45・・前社森休憩所13:00/13:10・・八丁坂鞍部13:40・・石鎚神社中宮成就社14:00・・山頂成就駅14:20/14:40-(ロープウェイ)-石鎚ロープウェイ前14:48-(レンタカー)-松山空港20:15-(ANA583)-21:45羽田空港(解散)

感想:

1日目:快適な空の旅を終え、レンタカーで翌日の下山口の名頃に向かいます。駐車場に車を止めてバスを待ちます。30分ほどバスに揺られて剣山登山口に着きますが、目の前にリフトが動いており、リフトに乗ると小屋の料金が500円引きになるため、今回はリフトに揺られてみました。でもこの判断が大正解。早く山頂に着いたため、山頂がガスに覆われる前に山頂写真を撮ることができました。

<剣山山頂>

2日目:霧雨の中を出発します。景色は全くありません。おまけに稜線は強風です。そんなわけで、三嶺はあきらめて丸石避難小屋から二重かずら橋方面に下山するルートに切り替えました。このコースは踏み跡がはっきりせず、ルートを大きく外れることもありましたが無事に二重かずら橋まで降りてきました。男橋と女橋があり、まずは女橋に挑戦です。
<二重かずら橋(女橋)>

微妙に揺れますが問題無くわたることができました。次に男橋に挑戦しましたが、女橋の2倍の高さと2倍の距離があり、揺れも大きくなります。下がスケスケのためなかなかの迫力でした。その後は1時間ほどバス通りを歩いて、駐車場に戻りました。時間が大幅に余ったため、しまなみ海道まで足を進め、まずは展望台から瀬戸内海を眺め、その後ちょっぴり瀬戸内海の上をドライブし、明日の石鎚山に備えて宿泊先の石鎚神社会館に向かいました。
<糸山公園展望台からのしまなみ海道>


3日目:ロープウェイの混雑が予想されるため、早めに出発します。予想通り既に40名ほど並んでいました。その後も続々と登山客が来るため、ロープウェイは定刻より20分早く運転を開始し、我々は2便に乗ることができました。このコースはまずは150mほど下りが続きます。その後は平らな道が続き、最後に一気に700m登ります。しかも、そのほとんどが階段です。急登が始まって少しのところに試しの鎖があります。この鎖は大渋滞のためパスします。
<試しの鎖は渋滞中のためパス>

次の長い階段を登った先には第一の鎖があります。ここも少し混んでいましたが、並んで順番を待ちます。スタート付近が少し大変でしたが、その後はしっかり鎖を握って、足場を確保すれば問題なく登って行けます。その後、もう少し階段を登ると第二の鎖です。この鎖は途中垂直に近い場所がありますが、足をしっかり鎖の中に入れれば大丈夫です。最後の第三の鎖は60mもあり、長いので疲れますがあまり問題はありませんでした。G1体験者のTさんは先頭でスイスイ登っていきました。全員が山頂に着いた時には山頂周辺は人だらけ。ここで写真を撮って、最終目標の天狗岳を目指します。
<石鎚山山頂(弥山)>
<これから向かう天狗岳>


ここの道は狭いため、登山者、下山者で10人くらいまとまって交代ですれ違い移動します。そして、天狗岳の山頂は写真撮影待ちの渋滞でした。渋滞中に食べた愛媛産のミカンはとてもおいしかったです。
<天狗岳山頂>

無事に撮影を終えて弥山に戻りますが、やはり大渋滞です。ですが山頂部の紅葉は見ごろを迎えているため渋滞していてもあまり気になりません。弥山からの下りは混雑も少なく、迂回路を通って、順調に成就社まで戻ってきました。その後ロープウェイで駐車場に戻り、まずはお風呂屋さん探しです。道後温泉によりたかったのですが大混雑のため外からの写真を撮って、空港近くのお風呂屋さんに向かいます。汗を流してさっぱりした後は空港でタイ飯をいただき四国遠征を終了しました。(TM

■栃木・晃石山 太平山 グレード3

2025/10/5

天気: 曇

参加者: 3


感想: 岩舟駅からスタートです。秋桜に岩舟山眺めながら登山開始。初っ端から急な階段に息を切らせながら登る。馬不入山への急登を登りながら「馬いらずとは?急すぎて馬も登れないのか?」と勝手に思ったりして登りの辛さ紛らしていた(笑)山頂の解説に依ると昔は交通の足で、馬も通りにくいということだそうです。その後もアップダウンを繰り返し桜峠で少し拓けた。名前の通り桜で有名だそうですが、四方八方に桜の木が見受けられる。桜の時期はさぞ綺麗だろう。そして再び急な階段だ(笑)程なく晃石山山頂に辿り着く、ここに一等三角点がありました。


大平山へ向かう途中、パラグライダーの滑走に遭遇。気持ちよさそうに空を飛んでました。私は怖くて無理ですがNさんはかなり興味津々の様子でした。大平山を経て大平山神社。

そして参道の茶店で名物団子におでんをいただき大平下駅へと下山。初めて歩くコースでした。関東ふれあいの道でもありよく整備されています。急なアップダウンの連続に汗だくでしたけれど季節を変えてまた歩いてみたいと思わせてくれる低山でした。

MH)

■東北・安達太良 グレード3

 2025/10/04

天 候:曇り

参加者:5名

感想:安達太良山に向かっているはずですが、安達太良山は雲の中で見えません。期待を込めて奥岳登山口を出発します。ロープウェイの選択肢もあるが・・・の問いかけに全員一致で「歩き」を選択。スキー場を抜けるとかなりの急斜面。しかも樹林帯の中で景色も見えず、淡々と高度を上げていきます。薬師岳の展望台からは何も見えず先に進みます。ここからはロープウェイ利用者と合流し、しばらくは木道となり緩やかな道になります。徐々に樹高が低くなりますがガスのため景色は見えません。いつしか樹木もなくなり岩山を登っていくと山頂に到着していました。


でも、山頂標識の後ろにはもう一つピークが見えるので、その岩山を登りました。そこにはもう一つ山頂標識があり再度記念撮影です。

この後はくろがね小屋方面に向かいます。途中の登山道は紅葉が進んでいる場所が多く、ガスが薄くなると写真を撮ります。

くろがね小屋まで下ると改装工事中で小屋の姿はありません。そして、ここから先の登山道は車も通れる道に変わり、緊張感無くおしゃべりしながら出発点の登山口に戻りました。(TM


■東北・栗駒山 グレード3

 2025/10/3

天 候:晴れ

参加者:4

感想:好天に恵まれ、平日だと言うのにすでに交通規制が開始され乗用車組は登山口から3km下の駐車場に車を止めます。我々はタクシーのため登山口までスイスイ。身支度を整えて出発しますが、イワカガミ平周辺の紅葉はまだ先のようで、赤く染まった山頂付近を目指して登っていきます。半分くらい登ると木々の高さが低くなり、眺望が広がってきます。そしてこの辺りから赤く染まった紅葉が広がってきました。ともかく赤の紅葉が多い。まさに赤い絨毯が広がっています。振り向くと歩いてきた登山道は赤い絨毯となっていました。

栗駒山と赤い絨毯

歩いてきた登山道


山頂直下で会員のSさんとすれ違いお互いにびっくり。山頂では紅葉を見ながらゆっくり昼食を取って、天狗岩方面を少し散策してから下山開始。

下山は反対側の須川温泉でしたが、こちら側の紅葉も進んでいて、今が見ごろの時期のようでした。無事に須川温泉に下山し、温泉を楽しみ、1時間半ほどバスに揺られて一ノ関駅まで戻って山行は終了しました。(TM


■南ア・鳳凰三山 グレード2+

 2025/9/26~27

参加者:6名

感想:

9/26 韮崎駅からはジャンボタクシーを利用して青木鉱泉に向かいます。青木鉱泉近くの駐車場には登山者の車がびっしり止まっていてびっくりです。しかしながら、この時間からの登山者は少なく、青木鉱泉で準備を整えて出発します。このルートはドンドコ沢ルートと言うことで、川沿いの道を登っていきます。途中名のある滝が4か所ありますが、鳳凰の滝は登山道から少しそれているのでパス。まずは南精進ヶ滝のそばでお昼ご飯。五色の滝は見えていますが微妙に離れています。有志4人が滝壺まで見に行きました。その後は少し登って、鳳凰小屋に到着です。お天気も良かったため、夕食までの時間は外のテラスで歓談です。ここで盛り上がったのがお隣のテーブルにお地蔵さんが二つ。これは「子授け地蔵」とのことで、「一体を持ち帰れば子が授かり、お礼に二体をお返しすれば子は健やかに育つ。」とのことで、このグループは50年前に持ち帰ったお地蔵さんとお礼のお地蔵さんの二つを地蔵岳に納めに行く途中とのこと。

9/27満天の星空の中出発です。標高を上げるにつれて、周囲も明るくなり、地蔵岳山頂直下の砂地で、雲海からの日の出を迎えました。その後少し登って地蔵岳山頂に到着です。

<地蔵岳山頂>

山頂からは雲から突き出ている富士山を始め、甲斐駒ヶ岳、北岳、間ノ岳を間近に見ることができ、遠くには北アルプスの山並みも見ることができました。賽の河原に移動するとお地蔵さんがたくさん並んでいました。
<賽の河原、左下は昨日のパーティーのお地蔵さん>

我々は次に観音岳を目指します。観音岳は近くにある割に遠く、なかなか到着しません。でも、この付近の木々は紅葉が始まっており、疲れを癒してくれました。観音岳の山頂からも景色は素晴らしく、たくさん写真に収めてから薬師岳に向かいます。
<観音岳山頂>
<薬師岳山頂>


薬師岳では多くの登山客と別れて、我々は夜叉人峠に向かいます。ここからは長い下りと思っていましたが、三つのピークを越えていく長―い下り道が始まりました。途中、南御室小屋ではおいしい南アルプスの水をいただき、元気を回復します。その後、3時間歩いて、夜叉人峠のバス停に到着します。バスを待つ間にお風呂に入り、さっぱりしてから甲府駅に向かい山行は終了しました。TM


■奥多摩・三頭山 グレード3

 2025/9/21

天 候:晴れのち曇り

参加者:5名

感想:都民の森を出発するも、細かな分岐が数多く地図を確認しながら三頭山に向かう。鞘口峠の先も分岐があり急坂とブナの路の選択を迫られる。全員一致でブナの路を進む。山頂近くで巻き道と三頭山東峰の分岐があったので東峰に向かったのは良いが、分岐まで戻ってしまったため、中央峰を飛ばしてしまい三頭山西峰に着いてしまった。

<三頭山東峰>

<三頭山西峰>

ここで、お昼をいただきその後はミニ縦走。小さなアップダウンを繰り返し、大沢山、槇寄山を越えて西原峠に到着。ここで、縦走を終了し、数馬の湯に向かう。やや滑りやすい登山道に苦労しながら進んでいくと狸らしき動物に遭遇するが、すぐに逃げていく。さらに下りを続けると畑が現れ、民家が現れ、道は舗装路となり、すぐに数馬の湯に着きこの日の登山は終了。(TM)



■箱根・駒ケ岳 グレード3

 2025/9/13

天 候:雨

参加者:9名

感 想:雨が降る中、まずはパワースポット九頭竜神社に立ち寄る。普段600円の入場料が毎月13日午前中は無料。ラッキーと思いきや、船で上陸した観光客で長蛇の列、参拝をあきらめて想定外の退散。

<九頭竜神社>


雨が降り続く中、防ケ沢登山入口から登山開始。レインウエアが蒸し暑く、急登がつづき体力的にもつらい。天候悪化傾向で、神山・駒ケ岳2座登頂予定を駒ケ岳登頂に変更。駒ケ岳山頂に到着するもガスで真っ白。今年山頂設備がリニュアルしたそうで晴れていると眺望が楽しめそうだったが残念。山頂の箱根神社で写真をとり、ロープウエイで下山しようとするも強風で運休。
<箱根駒ヶ岳山頂>


風速20m以上吹き荒れている状況で再開の目途立たず。想定外の運休で、やむなく登ってきた登山路を下山することになった。神山をあきらめて時間が短縮されていた分結果的に予定どおりの下山となった。想定外の天候の悪さと運休で大変だったが、メンバーは和気あいあいと会話と下山後の温泉が楽しめた。(SK

■北ア・笠ヶ岳 グレード2+

 2025/9/7~9

天 気:9/7 晴れ、9/8 曇り一時雨、9/9 晴れ

参加者:7名

感想:

9/7 新穂高温泉からは林道を進みます。明日登る笠新道登山口を通過して、10分ほどでワサビ平小屋に到着します。この日はここまで。

9/8 薄暗い中、ワサビ平小屋を出発します。すぐに笠新道登山口に到着し、気合を入れて急登に挑みます。のんびりペースで、一歩一歩足を持ち上げ、30分を目途に休憩を入れて、ただただ登っていきます。途中小雨が降る中4時間ほどで杓子平に到着。ほぼコースタイムで登ってきて一安心。ガスが無ければここから笠ヶ岳が見えるはずでしたが、お預けです。少しだけ下ってから抜戸山まで2時間登りを続けます。抜戸山のほぼピークまで来ましたが、だれもピークには行こうともしないためピークハントせずにそのまま笠新道分岐まで下ります。残り1時間少々は小さなアップダウンの繰り返し。岩に書かれた「ガンバ」「山荘スグソコ」に励まされながら登りを続けるとついに小屋が見えてきました。小屋で一休みした後は荷物を置いて山頂アタックです。すぐに山頂に到着するもガスの中で、どこを向いても真っ白。それでも写真を撮って、30分近くガスが取れるのを待ちました。

<笠ヶ岳の山頂>

残念ながら天候の回復はなく真っ白のまま。とりあえず、小屋に戻り明日の好天を祈ります。夕食後はガスが取れて、小屋からは笠ヶ岳の山頂は勿論のこと槍ヶ岳から穂高連峰がくっきり見えます。夕日を眺めた後はすぐに就寝です。

9/9 この日は快晴です。Kさん、Sさん、Nさんは朝食直後、山頂に向かい山頂で日の出を楽しんできました。3人が小屋に戻り身支度を整えてすぐに出発です。昨日は何も見えなかった道が良く見えています。おまけに黒部五郎岳や薬師岳もよく見えています。大感激の中、歩き始めると写真タイムが多くてなかなか先に進めません。

<笠新道分岐から見た笠ヶ岳>

昨日の分も写真に収めて刻々と変わる景色に大感激です。秩父平では一度大きく下り、遠くの山は見えなくなりますが、ここから上を眺めると素晴らしいアルプスの眺めが広がります。その先は大ノマ乗越まで登り返します。さらにアップダウンを繰り返し弓折分岐まで来ると、目の前に槍ヶ岳と西鎌尾根がドーンと見えます。
<弓折乗越にて>

下を見ると鏡平山荘も見えています。休憩もすぐに切り上げて、各自かき氷だ、ラーメンだ、と騒ぎながら鏡平山荘に向かって下ります。鏡平山荘ではお目当てのものをいただいて、最後の下りを開始します。ここからの道はとても整備されていて、歩きやすくどんどん進みます。ワサビ平小屋で冷やしトマトをいただき、無事に新穂高温泉に下山しました。(TM