■奥多摩・麻生山/金比羅山(グレード3)

 2025/7/26

参加者:5名

感想:メンバー全員の自己紹介の後、駅から登山口に向かって歩き始めました。たくさんの花が咲き乱れ、畑には夏野菜が実っていました。登山口に着く頃には、夏の暑さでほとんどのメンバーは汗だくになっていました。ハイキング中は、水分補給と熱中症予防のため、いつもより多めに休憩を取りました。ここは登山者も少なく、とても気持ちの良いハイキングコースでした。麻生山から下山後、小さな水場を見つけて水を飲み、ボトルの水を補充しました。水はとても冷たくて美味しくて、とても爽やかです。白岩滝バス停からつるつる温泉に向かって歩くのは、上り坂で日よけもなく暑いので少し大変ですが、とても楽しくていい運動になりました(SL)

五日市駅周辺

麻生山の山頂




■北ア・七倉岳

 2025/7/19~20

参加者:3名

感想:

19日:
登山口からは最初の段階では湿った石と木の根、短い梯子がちらほら現れました。それなりに急登ですが水休憩をはさみながらひたすら登り、鼻付き八丁まで来ると森林限界に近づき、連続の木の梯子を過ぎると槍ヶ岳が木の間から見え始め、森林限界を超えて少し登ると天狗の庭に到着。

        天狗の庭からの高瀬ダムと槍ヶ岳


お昼ご飯を兼ねて多めに休憩を取りしばらく歩いて小屋到着。受付と少し休憩の後、翌日予定の船窪岳へ出発。地図で確認した以上に短い距離を体感的に大きく下り、船窪乗越を過ぎると同じ様に大きく登り、登山道の状態は悪くはありませんでしたが道幅が細いので注意して登り下りをしました。船窪岳の標柱が草に紛れて倒れており、注意しないと通り過ぎそうな位でした。両側の山肌が崩れた間から高瀬ダムと槍ヶ岳の厳しい景色を眺めたのち小屋へ戻りました。

20日:日の出を見に七倉岳へ。


雲海は見られませんでしたが富士山など眺められました。小屋へ戻り朝食を摂り、小屋番さんに見送られて下山開始しました。


途中雷鳥の親子が現れてしばし観察をし、ひたすら下り登山口に到着しました。ゆっくり歩きでしたが意外と当初のコースタイムより大きくずれなかったことと両日バテずに歩けてホッとしました。(KS)

■奥武蔵・棒ノ折山

 2025/7/20

参加者:4名

感想:飯能駅からのバスは超満員。さわらびの湯でほとんどの乗客が降り、棒ノ折山を目指す。ダムまでの登りは強い日差しが続くが登山道に入ると樹林帯の中なので、比較的涼しいい。しかしながら気温だけでなく湿度も高く、汗が噴き出してくる。岩稜帯の道を登っていくと次第に川に近づき、やがて沢登りの気分が味わえる。水辺は涼しく、渡渉はテンションが上がる。

沢を登る

沢も終わると登りが続く。小刻みに休憩を取りながら登り続けると権治利峠に到着する。ここでは多くの登山者が休憩を取っていた。我々も一息ついてから山頂を目指す。最後の力を振り絞り、やっとのことで山頂に到着。集合写真を撮って、お昼ご飯をいただく。

日陰の山頂は涼しくて気持ちが良いが、時間が迫ってきたため下山開始。岩茸石までは来た道を戻り、その先は右側のルートを進む。
岩茸石の上に立つ

木の根がたくさん出ている下り坂が続く。幸い乾燥しているので歩きやすいが、きちんと足を上げなければつまずいてしまう。
木の根が多い下り坂

疲れもピークに達したころ、さわらびの湯が見えてきた。山道が終わり、最後に舗装路を登って、無事に山行は終了した。(TM


■北海道・羅臼岳 グレード2+、斜里岳 グレード2、雌阿寒岳 グレード3

 2025/7/12~15

参加者:11名

感想:1日目は女満別空港到着ロビーで集合し、レンタカーを借りて登山口から30分ほどの宿まで移動。

2日目は晴天に恵まれて宿を出発します。羅臼岳登山口からはしばらく樹林帯を登りますが、気温が高くすぐに水分補給です。大沢入口まで来ると雪渓登りです。冷気が肌に当たるととても気持ちがいい。


さらに雪渓は緩やかな斜面のため安心して歩ける。雪渓にはいろいろな足跡があり、その中にはクマの足跡も見ることができた。雪渓が終わるとお花畑が始まる。

さらにたくさんの蝶が羽ばたいていて、とても癒される。そして羅臼平に到着。目の前に羅臼岳の山頂部が見える。小休止後に山頂に向けて出発。しばらくはハイマツの道を進むが徐々に急な岩登りに変わり、狭い山頂に到着。

羅臼岳山頂での展望は素晴らしく、オホーツク海と太平洋に挟まれた知床連山を始め、名前はわからないが北海道の山々がたくさん見える。しっかり山頂での景色を堪能した後は来た道を戻る。レンタカーで知床五胡に向かい、下界からの知床連山を見てから宿泊先に向かう。

3日目もレンタカーで斜里岳登山口に向かう。林道を少し歩き山道に入るとすぐに川沿いの道になり川を15回ほど渡りながら上流に向かう。


下二又からも川沿いの道を選択して、沢道を登る。途中いくつもの滝があるが全て名前がある。渡渉ポイントにはテープがあるため間違えることはない。

上二俣から先は川と登山道は一体化して川の中をジャバジャバ歩く。その川もなくなると胸突き八丁と言われる坂に突入し馬の背に着く。ここから急に風が強くなる。すれ違う登山者に聞くと山頂はさらに風が強いらしい。最後の山頂アタックに向かうが馬の背ほど風は強くなく、ほどなくして斜里岳山頂に到着。

飛ばされるほどの風ではないので、写真を撮って、景色を楽しんでいると見る見るうちに雲がわいてきて、今まで見えていた視界が無くなる。すぐに下山開始とし、来た道を戻るが馬の背近くでは先ほどより風は強くなっていたため低い姿勢で慎重に足を進めた。無事に馬の背を過ぎると風はなくなり歩きやすくなる。上二俣からは新道を選ぶ。少し横道にそれて竜神の池を見る。この池はどんどん水がわいているようだがとてもきれいだ。新道を歩いている間は雲の中で、景色は全くなくなってしまった。熊見峠からは一気に下りが始まる。昨日の羅臼岳の疲れも残っているので、慌てずにゆっくり進む。下二又まで下ると朝歩いた渡渉を繰り返して清岳荘に戻る。再びレンタカーで宿泊先の阿寒湖に向かう。

4日目は台風を心配していたが明け方に通過した模様で、影響を少なくするため出発を後らせる。コースも周回から山頂までのピストンに変更し、雌阿寒岳を目指す。車から登山道に向かう途中シカと挨拶を交わす。樹林帯を歩き始めるとこの日も気温は高く蒸し暑い。休憩を頻繁にとり水分補給をまめに行う。4合目あたりから景色が良くなる。曇り予報に反し、頭上は晴れてきた。徐々に風は強くなるがまだ問題ない。9合目まで来ても昨日に比べると弱い風だ。山頂部はガスの中で時々視界が良くなる。そのすきに火口の写真を撮る。さらに進むと阿寒湖側の景色が見えてくる。山頂でゆっくり休憩後、来た道を戻り、無事に登山口に到着し道東の旅を終える。(TM




■KAZEIRO  夏のBBQ

 2025/7/5

参加者:18名

場所:青梅線 軍畑駅の煉瓦堂朱とんぼのBBQ会場

KAZEIRO 春の総会から今年2回目のイベントです。山の会らしく青梅丘陵山行と組み合わせ、奥多摩の多摩川沿いのバーベキュー場を借りて、食材持ち込みでBBQを開催しました。

その日はAさんの90歳の誕生日とのことで、レジェンドAさんのお祝いで盛り上がりました。七夕なので短冊に願いことを書いて笹につける演出も盛り上がりに花を添えました。会場から見下ろすとラフティングやカヌーを楽しむ多摩川の清流が見えます。焼肉だけでなくいろんなメニューに舌つづみ、最後はケーキ屋さんがデリバリーの本格ケーキでおなかいっぱい。ほろ酔い気分で帰路につきました。



■青梅丘陵<お昼はバーベキュー> グレード4

 2025/7/5

参加者:10名

天 候:晴れのち小雨

コース:石神前駅8:20⋯鷹ノ巣山9:15⋯三方山9:30⋯名郷峠10:04 ⋯雷電山10:39/10:45⋯榎峠11:11⋯軍畑駅11:35(解散)

感想:石神前駅を定刻に出発するが道を間違えて、10分のロス。気を取り直して青梅丘陵の本線を目指す。最初は車道かと思っていたが、未舗装の道に加えて車両進入禁止のため歩きやすいハイキングコースとなっていた。途中からは登山道に変わるが、標高で200mほど登ると青梅丘陵のしっかりした道にでる。ここで鷹ノ巣山を通過する予定でいたが標識がなく正確な山頂はわからず。次の三方山は登山道から少し離れているため有志のみピークハント。さらに先に進むと標高を落として名郷峠を通過する。再度登り返して、雷電山山頂に到着する。

狭い山頂に別の団体も到着し、山頂はごった返す。ここからは榎峠まで急なくだりが続く。榎峠から車道になり、だらだら下ると軍畑駅に到着。ここで、いったん解散して、近くのBBQ会場に向かい始めるとパラパラと雨が降ってくる。ほどなくして会場に到着するとBBQの準備はほぼ出来上がっていて、午後からのBBQイベントに合流した。(TM)

■東北・秋田駒ヶ岳  グレード2

 2025/6/30~1

天 候:曇り

参加者:6名

感想:午後は雨予報のため早めに出発します。横長根までは樹林帯の中を少しずつ登っていきます。横長根からは稜線歩きです。田沢湖がくっきり見えてきます。続いて女岳が見えてきます。曇り空ですが遠くに鳥海山が見えてきました。大焼砂分を過ぎると風が強くなってきます。この辺りはコマクサがたくさん咲いているのですが、風に吹かれてかわいそうです。また、左を見るとムーミン谷が見えてきます。まずは横岳に立ち寄ります。残念ながら岩手山はほとんど雲の中。でも乳頭山は良く見えました。そして、次に目指す男女岳がすぐそばに見えます。まずは阿弥陀池まで下り、小休止後に男女岳に登りますが、残念なことに先ほどまで見えていた男女岳はあっという間にガスの中に消えてしまいました。それでも山頂に行き、写真を撮ってすぐに下山です。

次に目指す男岳もガスの中です。でも周囲には黄色いお花がたくさん咲いていて癒されます。そうこうしているうちに男岳に到着です。
軽い昼食を済ませて、反対側へ下り、ムーミン谷を目指します。谷まで来るとガスはなくなりまずはシラネアオイが迎えてくれます。谷を進むとお目当てのチングルマがたくさん咲いていました。これには大感激です。
その後、先に進むとチングルマの群生はたくさんあるのですがほとんど終わりに近いものが多くなってきました。谷の途中に駒池がありますが木道が破損していて、ぐらぐら状態です。一人ずつ慎重に歩いて全員無事に通過できました。大焼砂分岐まで来るとそこは強風地帯です。朝よりも強くなっているようです。すぐに通過して樹林帯に入ると風は収まりました。ここから先は朝歩いた道を戻ります。硫黄のにおいが強くなってくると国見温泉が見えてきました。少し下って、無事に山行は終了しました。国見温泉で汗を流してから盛岡に向かいますが、途中で焼肉と冷麺をいただいて、東北の旅を締めくくりました。(TM

■東北・早池峰山  グレード2

 2025/6/30

天 候:曇り

参加者:7名

感想:マイカー規制のため車は河原の坊に止めて出発します。小田越からは本格的な登山道です。緩やかな樹林帯の道をまっすぐに山頂に向かいます。1時間近く歩くと樹木が低くなり、登山道わきにはたくさんのお花が現れてきます。ハヤチネウスユキ草はたくさん咲いていました。


オダマキやアズマギクもたくさん咲いています。ナンブトラノオも見ることができました。振り返ると美しい姿の薬師岳が見えています。岩場も終盤戦になると梯子の登場です。しっかり固定されているので心配ありません。ここを超えて少し登ると山頂のお花畑です。イワカガミ、フウロ、ウスユキソウ、イワベンケイ他たくさん咲いています。山頂からの景色は素晴らしく、山々が幾重にも重なっています。山頂でお昼を済ませ、その後は来た道を戻り、この日の山行は終了しました。(TM

■東北・森吉山  グレード2

 2025/6/29

天 候:晴れ

参加者:10名

感想:周遊タクシーで登山口まで移動です。ヒバクラ岳登山口に着くと身支度を整えて出発します。しばらくは樹林帯の中を進みます。このルートはほかの登山者はほとんどなく登山道を独占できます。緩やかな道はギンリョウソウやイワカガミなどをたくさんのお花を見ることができ時間を忘れます。ヒバクラ岳分岐に近づくと草原が広がり遠くに雪模様の森吉山が見えてきました。

ニッコウキスゲ、コバイケイソウなどを見ながらさらに進むと山人平を通過します。ここでもたくさんのお花に合うことができました。徐々に登り始めると雪渓が現れます。
かき氷の上を歩く感じで進みます。そして、森吉山の山頂です。
緑色のたくさんの山が見えてとても気持ちが良いものです。昼食を取って、神社方面に移動します。ここからはゴンドラ利用者が多く、すれ違いばかりです。神社を過ぎると登山者は我々だけになり少し岩場の道を下り無事にコメツガ山荘に到着し、周遊タクシーで阿仁前田温泉駅に向かいこの日の登山を終了しました。(TM

■東北・八甲田山  グレード3

 2025/6/27~28

参加者:8名

天 候:晴れ

感想:1日目は新青森駅でレンタカーを借りて移動中に三内丸山遺跡を通過することがわかり、短時間ではあるが見学して、少し勉強した気分になりました。その後は酸ヶ湯温泉を堪能し、翌日の登山に備えました。2日目は晴天に恵まれて宿を出発します。最初は緩やかな樹林帯をしばらく歩きます。少しずつ高度を上げていくとガサガサと笹の中からおばさんが登場してびっくりです。根曲がり竹を取っていたようです。さらに登っていくと「地獄湯の沢」と言う場所を通過します。ここは硫黄が噴出していて、植物はありません。その先には雪渓が待ち受けていました。危険な場所ではないので、ツボ足で進みます。そして、仙人岱に着くとお花がたくさん咲いています。

ここには八甲田清水が沸いていて、乾いたのどを潤すことができました。さらに1時間ほどで大岳山頂です。
山頂からは正面に陸奥湾を見ることができ八甲田山系のたくさんの山が見えます。軽食を済ませて、先に進みます。大岳ヒュッテで昼食を取り、少し下ると上毛無岱です。ここの湿地帯にはワタスゲが咲いていて大感激です。
さらに先の下毛無岱も見ることができその美しさに感激しました。再び樹林帯に入りしばらく歩くと酸ヶ湯温泉に戻り、登山は終了しました。酸ヶ湯温泉で汗を流してから、新青森駅に向かいました。(TM