2025/7/12~15
参加者:11名
感想:1日目は女満別空港到着ロビーで集合し、レンタカーを借りて登山口から30分ほどの宿まで移動。
2日目は晴天に恵まれて宿を出発します。羅臼岳登山口からはしばらく樹林帯を登りますが、気温が高くすぐに水分補給です。大沢入口まで来ると雪渓登りです。冷気が肌に当たるととても気持ちがいい。
さらに雪渓は緩やかな斜面のため安心して歩ける。雪渓にはいろいろな足跡があり、その中にはクマの足跡も見ることができた。雪渓が終わるとお花畑が始まる。
さらにたくさんの蝶が羽ばたいていて、とても癒される。そして羅臼平に到着。目の前に羅臼岳の山頂部が見える。小休止後に山頂に向けて出発。しばらくはハイマツの道を進むが徐々に急な岩登りに変わり、狭い山頂に到着。
羅臼岳山頂での展望は素晴らしく、オホーツク海と太平洋に挟まれた知床連山を始め、名前はわからないが北海道の山々がたくさん見える。しっかり山頂での景色を堪能した後は来た道を戻る。レンタカーで知床五胡に向かい、下界からの知床連山を見てから宿泊先に向かう。
3日目もレンタカーで斜里岳登山口に向かう。林道を少し歩き山道に入るとすぐに川沿いの道になり川を15回ほど渡りながら上流に向かう。
下二又からも川沿いの道を選択して、沢道を登る。途中いくつもの滝があるが全て名前がある。渡渉ポイントにはテープがあるため間違えることはない。
上二俣から先は川と登山道は一体化して川の中をジャバジャバ歩く。その川もなくなると胸突き八丁と言われる坂に突入し馬の背に着く。ここから急に風が強くなる。すれ違う登山者に聞くと山頂はさらに風が強いらしい。最後の山頂アタックに向かうが馬の背ほど風は強くなく、ほどなくして斜里岳山頂に到着。
飛ばされるほどの風ではないので、写真を撮って、景色を楽しんでいると見る見るうちに雲がわいてきて、今まで見えていた視界が無くなる。すぐに下山開始とし、来た道を戻るが馬の背近くでは先ほどより風は強くなっていたため低い姿勢で慎重に足を進めた。無事に馬の背を過ぎると風はなくなり歩きやすくなる。上二俣からは新道を選ぶ。少し横道にそれて竜神の池を見る。この池はどんどん水がわいているようだがとてもきれいだ。新道を歩いている間は雲の中で、景色は全くなくなってしまった。熊見峠からは一気に下りが始まる。昨日の羅臼岳の疲れも残っているので、慌てずにゆっくり進む。下二又まで下ると朝歩いた渡渉を繰り返して清岳荘に戻る。再びレンタカーで宿泊先の阿寒湖に向かう。
4日目は台風を心配していたが明け方に通過した模様で、影響を少なくするため出発を後らせる。コースも周回から山頂までのピストンに変更し、雌阿寒岳を目指す。車から登山道に向かう途中シカと挨拶を交わす。樹林帯を歩き始めるとこの日も気温は高く蒸し暑い。休憩を頻繁にとり水分補給をまめに行う。4合目あたりから景色が良くなる。曇り予報に反し、頭上は晴れてきた。徐々に風は強くなるがまだ問題ない。9合目まで来ても昨日に比べると弱い風だ。山頂部はガスの中で時々視界が良くなる。そのすきに火口の写真を撮る。さらに進むと阿寒湖側の景色が見えてくる。山頂でゆっくり休憩後、来た道を戻り、無事に登山口に到着し道東の旅を終える。(TM)